"自分の家と思って仕事します!"
この言葉は我々のスローガンです。
10数年前、当時新人だった社員がクレームを起こした際にお客様より頂いたお言葉です。
『自分の家だったらそんな風にするのか?自分の家と思って仕事しろ!』とのお叱りでした。
新人のその社員に限らず、社長になりたての私でさえ自分の家と思って仕事をしているのかと問われれば『ハイ!』と胸を張って言えるほどの自信はあり ませんでした。この言葉の重みを噛み締めて、その想いを大事に成長していく必要性を考え、この言葉がスイコーのスローガンになりました。
当初"自分の家と思って仕事します!"という言葉をお客様のご要望に単純に応えていくことであると解釈しておりました。言われることをお客様の気に入るように実現していくことです。
しかし、それでは信頼され、本当にご満足いただける仕事をご提供できていないことに気づきました。実際に仕上がるとその時の短期的ご満足はあっても数年 経った後まで、更に長期的にご満足いただける仕事ではありませんでした。『リフォームした時にお客様が喜んでいるのだからいいんだろう。』という考え方も ありますが、我々にとっては釈然としないものが残っていました。
現在のお客様は良いが、未来には良いとは限らない。
お客様は良いが、我々には良くない。
お客様は良いが、社会には良くない。
どうにも三方よしのバランスがとれないのです。
いつからか、出来ることと出来ないことを明確にするようになり、言葉に表れていないお客様のご要望を汲み取って、それを具体化出来た時に、お客様との間に"信頼"という架け橋がかかり、ご満足いただける仕事が増えてきました。
現在の我々にとっての"自分の家と思って仕事します!"とは?
お客様の立場になって、お客様と共に現状の問題を洗い出し、お客様のこれからのライフスタイル、ライフプランに沿って住環境における問題解決のお手伝いをしていくことです。
それが今のスイコーです。