お客様の声
■ K.N
平成7年1月17日の阪神大震災時、家がつぶれるのではないかと思いました。2階の物置には、瀬戸物類が大量にあり、家全体が傾いた状態となってしまったため、不要な瀬戸物類はすべて捨てることにしました。それから10年余、未改修のまま放置していました。
平成17年3月25日の市広報で、耐震診断費の一部補修があることを見て、即申し込みました。
平成18年1月12日、村口工務店さんで調査を実施していただきましたが、その結果は最悪の数値でした。
昭和40年12月に新築して40年余りになりますが、改修費用もなく、息子家族は5~6年先まで子供の都合で帰る気が無く、仕方ないが、東南海地震が30年以内に起こるだろうと言われているけれど、放置しようと思っていました。
平成23年3月11日の東日本大震災が発生し、大変な様子をテレビで見ました。予期せぬ東北の地震で東南海もおおいに影響が起きるような気がしました。倒壊を逃れる方法は、屋根瓦の下土を取り除くのと、耐力壁を作るしかないと判断し、村口工務店さんに改修計画をお願いしました。打ち合わせ段階で1階の壁のうち17枚を耐力壁にし、2階居室部分を撤去し、1階建てに変更することで、耐震強度も向上すると結論し、設計書の作成に至りました。
4月に入り2回居室部分の不使用品等の整理廃棄を開始しました。改修工事期間も1階で生活しながら屋根瓦および棟木等の撤去解体をお願いしたい旨を村口工務店さんに相談したところ、快く了承していただき、幾分気持ちも落ち着きました。
10月3日から2階居室部分の壁等解体作業が始まりました。廃材搬出の後、床板上にコンパネを一面に打付。1階では耐力壁工事と基礎補強工事。10月13日から屋根部材の加工。11月7日から2階部分の屋根瓦を降した後、棟木梁の建込み、瓦葺き。11月16日から1階部分。11月26日で屋根瓦葺完了。左官、電気、水道工事等もその間に施工され、12月9日完成しました。雨にあうこともなく、大工、左官、瓦屋のみなさん大層丁寧・親切に作業をしてくださいました。さらに良かったことは、解体時の土埃によるご近所様への迷惑を聞かなかったことです。「いつ解体したの?もう済んだの・・・」との言葉を聞き安心しました。
皆さんよく気が付く人たちで、不備なところやこちらの注文にもすぐ対処していただき、本当にありがとうございました。住宅リフォーム瑕疵担保責任保険も加入していただき、安心の極みです。