珪藻土

2018.04.25

カテゴリー:素材を知る タグ:

珪藻土を使用した内装壁の住宅が少しずつ普及してきていると思いますが、まだまだクロスの住宅の方が多いですね。

地球温暖化が進みそれを規制することで様々な事業でエコロジーを意識している中、珪藻土が非常に優れた効果を発揮してくれることをどれだけご存じですか? 

珪藻土のメリット その1

≪調湿効果≫

人が心地よいと感じる夏の湿度は55~65パーセントといわれています。関東圏の例ですが10月後半から4月くらいまでが程よい湿度で過ごしやすく、そして1年の半分の5月から10月末までの湿度はと言うと60パーを超え、ムシムシベタベタの時期に入ります。。。嫌ですね。。。6月と9月あたりは70パーを超えることも!

珪藻土は超多孔質の為空気中に浮遊する水分吸ってくれて、湿度が40パーセントあたりを切ると今度は水分を放出してくれます。自然素材でこのようなメリットがあるなんて本当に素晴らしいと思います。少しまえ、バスマットの代わりに珪藻土マットが有名になりましたね、みなさん、ご存じですか? 濡れた足でマットに立つとびっくり、水をぐんぐん吸収してくれます。ただ、床に置きっぱなしはダメですよ!使ったら縦においてくださいね!

では、湿度が高いとなぜあまりよくないのか。

それはまず1、気温はそれほど高くなくても湿度が高いことで異様にすごしにくい不快な気持ちになる。 嫌ですねえ。気分までベタベタしてきちゃう。悩み事なくてもダラダラ~、ふうううってジットリしてる自分が思い浮かびます。

その2、食べ物にカビが生えるのが異常に早くなる。昨日買ったパンを出しっぱなしで置いとけばほら、もう食べれない、いつもなら1週間くらい平気なのにって、1週間は置きすぎかしら。。。

その3、ウイルスが繁殖しアレルギーウエルカム!の空間に早変わり。。。それって絶対嫌だわ。

数え上げればきりがないかもしれないのでこのあたりち留めますが

地球温暖化をストップさせるために様々な事業で自然エネルギーを利用し商品開発が進む中、住宅の性能も上がってきていますが、まだまだクロスが一般的。

次回は珪藻土のメリット2を紹介します!