住宅リフォーム事業者団体とは?

「住宅リフォーム事業者団体」についてご存知ですか?

住宅リフォーム事業者団体はリフォームを検討する方にとって業者選びの参考となるだけでなく、リフォーム事業者にとっても加盟することで多くのメリットを得ることができます。 

今回の記事では、住宅リフォーム事業者団体とは何なのか、加盟することでのメリットや活用方法を紹介します。是非最後までご覧になって参考にしてみてください。

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住宅リフォーム事業者団体は国土交通省が創設した団体登録制度

住宅リフォーム事業者団体について、詳しく解説していきます。

住宅リフォーム事業者団体とは

住宅リフォーム事業者団体とは、国土交通省によって創設された「住宅リフォーム事業者団体登録制度」に登録された団体のことを指します。

この制度は、消費者が安心してリフォームを行う環境の整備を目指しており、登録に必要な基準を満たす住宅リフォーム事業者団体を国が公表しています。これにより、団体を通じた住宅リフォーム事業者の適正な運営が確保され、消費者のリフォーム業者選びの参考情報が提供されます。

国土交通大臣登録の16団体

現在、国土交通大臣登録を受けている住宅リフォーム事業者団体は下記の16団体です。 

  1.  一般社団法人マンション計画修繕施工協会
  2. 一般社団法人日本住宅リフォーム産業協会 
  3. 日本木造住宅耐震補強事業者協同組合         
  4. 一般社団法人リノベーション協議会            
  5. 一般社団法人ベターライフリフォーム協会 
  6. 一般社団法人日本塗装工業会         
  7. 一般社団法人リフォームパートナー協議会 
  8. 一般社団法人全建総連リフォーム協会         
  9. 一般社団法人 住生活リフォーム推進協会 
  10. 一般社団法人JBN・全国工務店協会
  11. 一般社団法人住宅リフォーム推進サポート協議会    
  12. 一般社団法人住活協リフォーム      
  13. 一般社団法人全国古民家再生協会  
  14. 一般社団法人木造住宅塗装リフォーム協会 
  15. 一般社団法人ステキ信頼リフォーム推進協会            
  16. 一般社団法人日装連リフォーム推進協議会

どのような団体が対象となる?

住宅リフォーム事業者団体の対象となるのは、一般社団法人や中小企業等協働組合など、2都道府県以上を事業範囲とし、100社以上のリフォーム事業者を主たる構成員とする団体です。

また、団体の設立後2年以上が経過していることが要求されていますが、設立前の任意団体で一定の業務実績がある場合は、その実績も考慮されます。

住宅リフォーム事業者団体の登録要件

住宅リフォーム事業者団体の登録要件には、団体の財務状況が健全であること、構成員の業務に関する消費者相談窓口を設けていること、そして構成員を対象とした研修等の人材育成の仕組みを有していることなどがあります。

これらの要件は全団体に共通して求められ、国によって公表された団体はこれらの基準を満たしていることが保証されています。

住宅リフォーム事業者団体に加盟するメリット

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住宅リフォーム事業者団体に加盟するメリットを4つご紹介します。

ロゴマークの使用が可能

登録団体となった住宅リフォーム事業者は、その証明として国土交通省の認定ロゴマークを使用することが許可されます。

このロゴマークは、基準を満たす団体としての認可を示す証であり、消費者にとっては信頼性と安心感を与える重要な要素です。加盟することで、事業者はこの信頼性を宣伝し、より多くの顧客を引き付けるチャンスを得ることができます。

テクニカルなサポートを受けられる

住宅リフォーム事業者団体に加盟すると、専門的なサポートを受けることができます。

登録団体は構成員事業者向けに各種技術講習や研修を提供し、最新の技術や知識を得る機会を提供しています。これにより、業務の質を高め、競争力を維持し向上させることが可能になります。

トラブルなどの対応へのアドバイスを受けられる

住宅リフォーム事業者団体への加盟は、トラブル発生時のアドバイスを得る機会も提供します。

消費者からの相談やトラブルの対応について、団体から状況に応じて助言を受けることができます。これは、事業者が困難な状況に対処する上で大変役立つ支援となります。

セミナーなどの開催も

さらに、加盟団体は定期的にセミナーを開催しています。

これらのセミナーでは、事業者が業務を適切に遂行するための重要な情報が提供されます。これにより、事業者は常に最前線で活動するための知識と情報を得ることができます。

ベターライフリフォーム協会なら16団体で唯一の「リフォーム業務品質審査」で自社の品質をレベルアップ可能

団体唯一の「リフォーム業務品質審査」

ベターライフリフォーム協会(BLR)は、リフォーム業界の中で唯一、業者を第三者の立場から審査し評価する「リフォーム業務品質審査」制度を設けています。

この制度により、協会のメンバーは自社のサービス品質を公正な評価基準に照らして見直すことができ、これが自社の品質向上につながります。定期的に行われる審査は、企業が日々品質改善に取り組むきっかけとなり、リフォーム業者としての資質を証明する大切な手段となります。

 

★ベターライフリフォーム協会(BLR)ホームページの「体験入会ページ」

https://www.blr.or.jp/taiken/

客観的な評価で信頼性アップ

ベターライフリフォーム協会の「リフォーム業務品質審査」は、リフォーム業者が自社のサービス品質を客観的な視点で評価する機会を提供します。

リフォームの業務品質をミシュランのように3段階(★~★★~★★★)で評価させていただきます。

★一つでも品質のミシュラン店と言うブランドが手に入ります。

これは、自社の強みと弱点を理解し、事業改善に繋げるための重要なステップです。消費者に対しても、ベターライフリフォーム協会の審査を通過したことは、事業者の信頼性を示す強力な証明となります。客観的な評価を通じて、消費者からの信頼を勝ち取ることが可能となります。

品質強化で集客力アップ

客観的な評価を元にサービス品質を改善することは、事業の集客力向上にも寄与します。

ベターライフリフォーム協会の「リフォーム業務品質審査」を受けることで、事業者は品質の強化を通じて顧客満足度を高めることができます。これにより、口コミや評判を通じて新たな顧客を引き寄せることが可能になるでしょう。

 

消費者のリフォームに対する不安の3大要素は「お金の不安」と「リフォーム事業者への不安」

「施工の不安」です。

特に事業者への不安は目に見えない安心にかかわる不安ですので、一か八かの依頼してみなければわからないというギャンブルのようなものです。その点、客観的な評価や基準が理解できれば、消費者は安心して相談できると思います。

ぜひ、リフォーム業務品質審査の評価基準や合格証書をホームページやチラシなどに堂々と掲載して、安心を御社の強みにしてください。

 

受注率のアップ

相見積もりは、もはやリフォーム業界では当たり前になっていますが、お客様は相見積もりの事業者からどの業者を選ぼうか、何かしらの自分に対するベネフィットや業者の強みを一所懸命に探しています。ですが、同じプロですので価格も提案も抜きんでて差をつけることが難しいのがこのご時世です。そこで他社があまりやっていない業務品質で徹底的に差別化ができれば、お客様はその点で御社を選んでくれるものと思います。

事実、当協会の会員様で「お宅が一番価格は高かったけど、一番安心できるとわかったので、お宅にリフォームを頼みます」と言われるケースが多くあります。

誰もがあまり手を付けていない業務品質こそ、これからの時代にふさわしい強みになると思います。

 

まとめ

成功への道を模索する工務店やリフォーム会社にとって、住宅リフォーム事業者団体への加盟は非常に重要な一歩と言えるでしょう。

中でも特に注目すべきは、ベターライフリフォーム協会への加盟です。

 

ベターライフリフォーム協会はリフォーム業務品質審査を通じて、会員企業のサービス品質向上を支援しています。この審査を通過することで、自社のリフォーム業務が厳格な評価基準を満たしていることが証明され、それが更なる品質向上に繋がります。

 

また、第三者機関による審査を経た企業は、その信頼性を消費者に対して強くアピールできます。

 

さらに、新規顧客の獲得チャネルが広がるというメリットもあります。信頼性と品質向上が図られた企業は、口コミや評判を通じて新規の顧客を引き寄せ、ビジネスの拡大につなげることができます。

 

工務店やリフォーム会社の成功の鍵は、間違いなくベターライフリフォーム協会への入会にあると言えるでしょう。今後の経営でお悩みの方は、ぜひお問い合わせください。

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