2024年度公開No.24051
古民家リノベーション
築76年の古民家をフルリノベーション、新築に比べて価格を抑えつつ同等の耐震性と高断熱、高気密住宅にリノベーション。
断熱等級6で寒さを感じない快適な住まいに!
伝統工法で造った昔の差し鴨居を残し現代風とのギャップもある住まいに変身した。
LDK
古きよき材料を残し現代風の中に70年以上前の差し鴨居を表した。
昭和と令和の融合で外観からは想像できず、室内に入った時のギャップに驚く。
差し鴨居の部分にある亡き祖母の大切な時計をリフォーム後同じ場所に設置し完成。
1階 平面図
1階 平面図
2階 平面図
2階 平面図
パントリー
狭くてもあると便利なパントリー、いつ災害が発生するかわからない時代だからこそ買いだめ等のスペースが必要ですね。
生活スタイルの変化に合わせられる可動式の棚。
トイレ
昔ながらのボットントイレから水洗式トイレに!!
浴室
旧浴室は外に別棟にあり、薪焚きの五右衛門風呂。
外に出ないといけないため冬は寒く大変だった、ユニットバスにリフォームし掃除もしやすく快適に。
浴室内に暖房はつけず脱衣所外のホール部分にエアコンを設置し浴室、脱衣室、ホール(洗面台設置)を温かく!
断熱性が高いからできる計画です。
外観
不用な部分を解体し、外観は新築同様に。
特に配慮した事項
伝統工法で建築した物件で製材のされていない材料等もたくさん使われているため凸凹が多くあり、そのため高気密工事が複雑になる場所もあったので隙間があかないように配慮し、角田市は寒冷地ではないが寒さが厳しい地域のため熱橋が出にくいように付加断熱工法を採用した。