床の間

2018.03.27

カテゴリー:リフォームについて タグ:

昨日お客様のリフォームのお打合せでご自宅にお伺いした時の事です。私の両親と近い年齢のご夫婦がクロスの仕上げを決められる際、いずれ同居されるだろう娘様ご同席のお打合せでした。非常に穏やかなお父様は娘様のご希望にうなずいてこれまで仕上げ材を決めてこられたのですが、床の間になった際、一転しました。床の間のクロスに柄が入るのは絶対ダメだとおっしゃっておりました。

床の間の歴史は書院作りにタイムスリップします。日本住宅に作られた座敷飾りの一つで、室町時代の上層階級の住宅に設けられていた押板に起源があると考えられています。もう少し詳しくこの部分に触れたいのですがそれは次の機会にしたいと思います。

今和室自体が少なくなってきている中、床の間を大切にされるお父様と、お父様とはまた違った見解を持たれていた娘様との間で当然人それぞれの価値が違うのだと改めて実感しました。リフォームのご提案するうえで様々な背景やお客様の思いを形にする責任感を改めて感じました。