再生のまなざし ― 未来へ託す風景
なかなかお目にかかれない檜風呂―お施主様のご両親が30年以上前に建設されたマンションに、当時、お施主様とご両親の三人でお住まいでした。
その後、成人されたお施主様は独立し、ご両親お二人で暮らしてこられました。
今回、お施主様がマンションを受け継ぎ、従来のままでは活用できなかったためリフォームされました。
今ではすべてが宝物のように輝いて
あの日の笑顔も涙も、そっと蘇ってくるような佇まいでした――。
明るく開放的な二面採光は当時のまま残しつつ、窓は複層ガラスの「マドリモ」へ変更。
湿度や空気環境に加え、寒さや防音対策にも配慮しています。
思い出のぬくもりまでもが失われてしまう前に、次の世代へとバトンタッチすることができました。
胸に残るのは、懐かしい思い出
決まった規格に縛られず、住まいに合わせてぴったりサイズで施工できて広々使える、タカラスタンダードのシステムバス。
特殊なドア配置にも対応し、在来工法からのリフォームでも安心です。
心の奥に静かに刻まれた忘れがたい記憶の物語が、これからも続きますように。
当時の施工に込められた先人たちの思いを糧に
間口1975mm・奥行1693mmの浴室に、開閉がスムーズな引戸を採用。
バリアフリーで、段差の少ない安全な動線を確保しています。
耐震にも優れた構造で、万が一の災害時にも高い安全性を確保しています。
心の奥に静かに刻まれた忘れがたい記憶
熱伝導性に優れた磁器と、床下に挟んだ保温材の組み合わせで、床下からの冷気をしっかりシャットアウト。
タイル本来の素材感が際立ち、自然な風合いが広がる空間になりました。
平面計画図
現在はマンションのオーナーとして、ご夫婦で一階の角部屋にお住まいです。
大通りに面し、周囲には倉庫やビル、駐車場が立ち並ぶ利便性の高いエリアのため、中心街ならではの活気を感じながらも、立地を活かして今後さらに快適で心地よい住まいへと整えていくことが期待できます。
浴室は規格外サイズでしたが、問題なくフィットしました。
奥に向かって狭くなるトイレも見違える空間に変わります
奥で窮屈な姿勢で手を洗い、手を拭くときは入口付近のわずかに動けるスペースまで移動する必要がありました。
こうした狭さを感じないよう、手洗いは独立させ、使いやすい入口側に配置。
さらに、流すたびに大量の水を使ってしまい、毎回もったいなさを感じていた点も見直して節水型に。
ダイニングキッチン
南側に掃き出し窓、南東にはすりガラスの引き違い勝手口、東側には小窓があります。
北側のガラス戸を開けると茶の間へとつながり、自然光と風通しの良い空間になっています。
お客様のニーズ(リフォームへの要望)
・朽ちていく姿を見届けるよりも 、 懐かしい記憶を色あせる前に残しておきたい。
・代えがたいタイルの清涼感は、形を変えても引き継ぎたい。
お客様ニーズへの自社の対応
・檜風呂で避けられないカビ・腐敗リスクにお困りだったお客様の悩みに寄り添い、、耐久性とメンテナンス性に優れたホーロー浴室への入れ替え工事を行い、安心して使える環境へ改善した。
・省エネ性を高めるための断熱性能にも配慮し、浴室の壁・天井・床に断熱材を施工。快適性と環境配慮の両立を図った。
・ 断熱のために窓を小さくする傾向が強まる中、お客様の「大きな窓を残したい」というこだわりを尊重し、2カ所の大開口を活かした設計で快適性と満足度を優先した。
・ 快適さの基準は人それぞれであることを前提に、お客様の価値観を丁寧に汲み取り、納得していただける工事へとつなげることができた。
リフォーム工事後のお客様の評価
仲の良かった両親が暮らしていた、面影が漂う家。
両親が奮発して入れた檜風呂も、主を失った今では壊れ、静かに朽ちていくばかりでした。
劣化した風呂を見るたびに、大切な記憶までこぼれ落ちてしまいそうで―。
心に残る風景が色あせてしまう前に、私たちにとって最もふさわしい形で、この家を大切に受け継ぐことにしました。
リフォームをして、これからもこの家に住み続けられることを、本当に嬉しく思っています。
事業所情報
当社がご提供する3つの安心 ①昭和47年創業の長い実績 ②自社スタッフがしっかりと施工するので、見えない所も手抜き工事はしません! ③主婦歴20年以上の女性スタッフが、最初から最後まで対応するので安心です。