受け継いだ家を、安心して暮らせる住まいへ
お母さまから受け継いだ住まいは、漏水により梁や柱が腐朽し、無断熱・壁量不足の状態でした。通学路に接する立地でもあり、安全性の確保を最優先に計画。構造計算により耐震等級3相当(1.5倍以上)を確保し、断熱等級5、C値0.97を達成。性能へ集中投資し、安心して住み続けられる家へ再構築しました。
リビング
もともと和室だったバルコニー下部分は、漏水により梁や柱の腐朽が進んでいました。柱の交換と梁補強を行い、バルコニーはFRP防水で再施工。安心して過ごせるリビングへ再生しました。
リビングとダイニングを繋ぎ、連続性のある間取りに
和室をフローリングの洋間へ変更し、リビングとダイニングを連続させました。構造補強と両立させながら、回遊性のある動線を確保し、一体的に使える空間へ再構成しました。
室内建具も見直し、ライフスタイルに合ったデザインに
既存の和風建具を整理し、開口寸法や納まりを見直しました。引き戸へ変更することで動線を妨げず、空間に連続性を持たせながら、ライフスタイルに合った仕様へ整えました。
2階洋室 ― 景色を取り込みながら断熱性能を向上
道路を挟んで見える小学校の植栽を取り込む位置に窓を再配置。開口寸法を最適化し、高断熱樹脂窓へ交換することで、眺望と断熱性能を両立しました。
2階和室を洋室へ ― 可変性のある空間へ再構成
2階和室を洋室へ変更し、手前の和室と奥の洋室のデザインを統一。引違い戸を外せば一体利用できる構成とし、将来の使い方にも対応できる可変性を持たせました。
外観 ― 構造合理化と外装更新
外壁はガルバリウム鋼板によるカバー工法とし、耐久性を向上。出窓を撤去し柱で受ける構成へ改修することで、外装更新と同時に耐震性にも配慮しました。
柱梁交換 ― 漏水部の軸組再生
漏水により腐朽していた柱や梁を撤去し、軸組を組み直しました。傷んでいた構造を健全な状態へ整え、建物本来の耐力を回復させました。
基礎補強 ― 無筋基礎の構造改善
無筋の布基礎に鉄筋コンクリート基礎を抱き合わせる補強を実施。あわせて土間を防湿コンクリートで施工し、構造の安定性と床下環境を改善しました。
平面図比較 ― 耐力壁の再配置
十分な耐力壁がなく構造計画から再構成。新たに耐力壁をバランス良く配置し、上部構造評点を大幅に改善しました。
断熱性能の向上 ― UA値0.49(断熱等級5)、C値0.97
外皮性能を見直し、天井・壁・床の断熱施工を実施。UA値0.49、C値0.97を達成し、断熱等級5の性能を確保しました。
お客様のニーズ(リフォームへの要望)
・地震への不安を解消したい
・受け継いだ住まいに安心して住み続けたい
・冬の寒さを改善したい
・光熱費を抑えたい
・予算内で最大限の改善をしたい
お客様ニーズへの自社の対応
・腐朽柱の交換および梁補強、基礎増し打ちによる構造健全化
・耐震等級3相当(上部構造評点1.5以上)を構造計算により確保
・外皮計算に基づき断熱等級5を実現
・気密測定によりC値0.97を確認
・性能優先の予算配分計画を実施
リフォーム工事後のお客様の評価
提案力について:狭い土地で利用に制限があったので、リフォームに満足しています。
コミュニケーション力について:質問にはすぐに答えてもらい、良かったと思います。
価格について:予算に近い価格で助かりました。
仕上がりについて:満足しています。
総評:リフォーム前の状態がかなりひどかったので、完成した状況には納得しています。
この作品の事業者については、下記の事業者情報をご参照ください。(赤字のホームページURLをクリックすると、さらに詳しく確認いただけます!)
事業所情報
住宅の性能を向上させる目的で行うリフォームを「住宅性能向上リフォーム」と言います。「住宅」のJ、「性能」のS、「向上」のKの頭文字をとって「JSKリフォーム」と名付けました。住まいの性能を向上させて、快適で、安心、安全な暮らしを実現しませんか?