新築住宅の経過報告 地盤改良(砕石パイル工法)
2017.06.28
カテゴリー:新築 タグ:
現在進行中の新築現場で「地盤改良」を行いました!
この住宅の地盤改良では「砕石パイル工法」を採用しています。地盤に孔(あな)を掘り、小さく砕いた天然石を地面に詰め込んで石柱(パイル)をつる工法です。
砕石パイル工法は、鋼管杭やセメントを使用する工法と比べて、人・環境にやさしい改良方法です。さらに、地震時の液状化に強く、劣化がない等の特徴を持ちます。
まずはドリルで孔を掘ります。一度に1mほどの土を掘り起こすことができます。トラックの荷台まで移動させたら、振動を与えて土を取り払います。
次に、その孔に砕石を少しずつ投入して締め固めます。一気に入れず、順々に締め固めることで空洞をつくらず強い石杭となります。
固化材などを一切使用しないのにも関わらず、砕石パイルと原地盤で複合的に面全体で建物を支えるので安定した強さがあります。