工務店・リフォーム会社が下請けから脱却すべき理由と方法

下請け業者だからといって全てが悪いわけではありません。営業の必要がなく、元請けから一定の仕事はもらえますし、企画や開発費用を抑えることができますからメリットもあります。しかし、下請けを続けるうえではリスクもあることは否めません。

そこで今回の記事では、下請けから脱すべき理由と、その方法について詳しく解説します。ぜひご一読ください。blr_bnr03 (1).png

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工務店・リフォーム会社が下請けから脱却すべき理由

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元請け会社に依存してしまうため

下請けは元請け会社なしには経営が成り立ちません。そのため、元請け会社に強く依存してしまうことになります。元請け業者の業績が悪くなれば、それは直接下請けの経営にも響きます。確かに、元請けから安定して一定の仕事を得られることもありますが、万が一元請け業者の経営が悪化したら下請けの経営も不安になります。また、元請け業者が突然下請けを変える可能性もあります。その時は、下請けの仕事は無くなってしまいます。

会社としての立場が弱くなってしまうため

下請けの会社は元請け会社よりも立場が弱くなってしまうことが多くあります。取引における交渉が難しいこともあるでしょう。下請けは元請け会社から仕事をもらえないと倒産してしまう恐れもあります。そのため、元請け業者からの納得のいかない条件を出されても、強く交渉できなくなってしまいがちです。また、契約の内容は元請けが定めますから、条件を変更しにくくなります。もし、追加費用が発生しても下請け側が負担しなければいけません。

人材確保が難しいため

下請けと元請けの間にいくつかの企業が介入し、最終的に下請けが受け取れる契約金はかなり少ないというケースがあります。そのため下請けの給料がどうしても安くなってしまい、社員の離職率が高くなり人材不足に陥る企業もあるでしょう。人手不足になってしまうと、さらに労働条件が悪くなり人材確保が難しくなるなどの負のループに陥ってしまうかもしれません。

工務店・リフォーム会社が下請けから脱却するための戦略

自社の強みを明確にする

まずは自社の強みを把握します。今まで下請けとして仕事を続けてこられたのは、必ず他社にはない強みがあったからであるはずです。従業員の質、製品やサービスの品質、他社にはない資源、稀少性など様々な面を検討しましょう。それらを全て明確に出来たら、次は伸ばせそうな強みを選択しこれからの戦略を立てます。下請けで培ったノウハウは他の分野でも活用できるはずです。どのような市場に向いているのか等を検討し、業務内容に幅を持たせましょう。

ターゲットを変える

下請けから脱するためには、ターゲットを元請けから別の企業に変えることも必要です。下請けのほとんどはBtoBの企業間取引を行っていますが、BtoCつまり消費者をターゲットとする取引を少しずつ増やしていくことで下請けからの脱却に近づいていくでしょう。BtoCでは、消費者と契約を結ぶことができますから、元請けに近い形で仕事を行えます。

社内の意識を改革する

新たな事業を展開するには、従業員の意識改革も必要です。新しい取引先や進出できそうな新たな業界を見つけても、意識が下請けのままでは社内が変わることはないでしょう。全体に下請けを脱し新たな会社をつくっていくという認識を広めることが大切なのです。社内で1つの目標を共有することで、全体でその目標に向かって一体感を持って進むことができます。

営業、ビジネスの形を変える

下請けのときは営業をあまりせずとも、元請け会社から一定の仕事が入ってきていたかもしれませんが、下請けを脱するとなるとそうもいきません。営業活動を行って取引業者を増やしましょう。自社の業界がどのような企業と取引しているのかなど市場をよく観察しましょう。また、元請け企業の取引先に営業して別の業界に進出することもおすすめです。また、展示会等に出展してもよいでしょう。

既存顧客との関係性を構築する

既存顧客にアプローチすることで紹介で新たな顧客を獲得できる可能性があります。挨拶回りやはがき等を送り、関係性を作りましょう。紹介によって得られた顧客はBtoCとして直接取引できますから、下請けから脱するためのおすすめな方法です。過去に取引をしたことのあるお客様が新たな分野で新規顧客となることもありますから、既存顧客へのフォローを忘れてはいけません。

国に登録している団体に加盟する

経営の方針を変え、新たな分野に進出したりターゲットを変えたりする際は、新規顧客からの信頼をどう得るかがポイントになります。信頼を得る方法は多くありますが、その中でおすすめなのが国に登録している団体に加盟することです。国に登録しているということは、その団体に加盟している企業は信頼できるという第三者からの目印になります。ベターライフリフォーム協会も国に登録している団体の1つです。第三者から信頼を保証してもらうためにもこのような団体に加盟することをおすすめします。

工務店・リフォーム会社が下請けから脱却するために必要な要素

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顧客を満足させられる技術力

まずは顧客を満足させられるレベルの技術が必要です。下請けから脱却するには消費者と直接取引することも増えてきます。顧客に他の企業ではなく自社を選んでもらうには、他社にはない高い技術力を要しているかどうかは重要なポイントです。また、顧客に満足してもらわなければ、リピート発注はありません。

自社で顧客を集められる営業力

下請けでは、元請けから仕事をもらえていましたが、下請けから脱するには自社で顧客を獲得する必要があります。そのためには営業力を高めることが必要です。どんなに高い技術や素晴らしいサービスがあっても、集客が下手では仕事を獲得することはできません。自社で顧客を集められるということは下請けから脱するために必ず必要なことです。そのためには営業に力を入れる必要があります。

他社と差別化できるマネジメント力

消費者に、他社ではなく自社を選んでもらうには他社と差別化することが重要です。自社にしかないアピールポイントは何か、技術の質やサービス力など様々な面から検討し、それを顧客にアピールしていかなければいけません。他社との違いを明確にし、それを消費者に理解してもらえるようなマネジメント力を磨くことが大切です。

継続した仕事や新しい仕事を集められる信頼力

新たな顧客を獲得したり、顧客に継続して自社を利用してもらったりするには、信頼を勝ち取ることが大切です。信頼がなければ、仕事を得ることはできません。技術力の高さや顧客との接し方や自社ホームページ、営業の際などで信頼を獲得していきましょう。また先ほども触れましたが、国に登録している団体に加盟することもおすすめです。

ベターライフリフォーム協会なら、品質の高さも客観的にアピールが可能です

顧客に自社の良さをアピールする際には第三者から信頼を保証してもらえるような団体に加盟することがおすすめです。特にベターライフリフォーム協会は国に認められている団体ですので消費者に安心して頂けると思います。またそれだけではなく、品質について客観的に評価してもらえる「リフォーム業務品質審査登録制度」や、研修等を受講したBLRショップの「BLRショップ検索サイト」での公表など顧客への露出のチャンスが増えるという点でもメリットがありおすすめです。

まとめ【下請けから元請けへステップアップしたいなら、ベターライフリフォーム協会への加盟をおすすめします】

下請けを脱し元請けになるには、顧客から信頼を得ることが重要です。そのために自社の品質の高さをアピールするには、ベターライフリフォーム協会に加盟することがおすすめです。加入の際に「リフォーム業務品質審査登録制度」によって品質を調査されますから、加盟しているということは一定の品質水準を保証されているということになります。

国土交通大臣登録の事業者団体であるベターライフリフォーム協会に加盟して、お客様からの信頼を得てみませんか?

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