
「等身大の暮らしやすさ」を極めた、子育て世代のバリューアップ・リノベーション
ご両親様からRC造の住宅を住み継ぐことになったBさまご夫妻。
育児・家事・仕事にフル稼働する日々の生活実感をふまえたアイディアやヒントに基づき「等身大の暮らしやすさ」を考えた住まいへとリノベーション。
家族4人がそれぞれ専用ロッカーをもつファミリークローク・親子で机に向かうスタディコーナー・絵本の読み聞かせを楽しむヌックなど子育て世代必見の住まいが実現しました。
リビング・ダイニング・キッチン
吹き抜けが開放的な、変化に富むリビングダイニング。上階のセカンドリビングとはガラスパーティションでつながっていて、言葉のやりとりができます。畳コーナーもふだんはオープンにして広々と使っています。
吹き抜け部分に取り付けたハンギングチェアは、お子さまのお気に入り。
キッチン
シンクの前に立つと、LDKの家族の様子が見通せるキッチン。作業台と同じ人造大理石を使い、リビング側からはキッチンの手元が見えない高さにカウンターを設置しました。
スタディコーナー
キッチンシンクから見通せる位置に設けた、親子共有の学習スペース。親子3人で椅子を並べてA4サイズの本をひろげられるように、間口2000mm奥行600mmの机を造作。背面の棚にはランドセルや本の収納に加え、マグネットボードで書類をクリップして保管。机の前の壁は、こどもたちが集中して勉強できる高さに。
畳コーナー
LDK全体の色調にマッチする灰桜色の和紙畳をリビング床高から150mmの高さに設置。畳コーナーは来客時に寝室としても使える引戸タイプのコーナー間仕切り壁に。お掃除ロボットを使うときや、こどもたちのお昼寝やおむつ替えなど、とても重宝されています。
ワークスペース
テレワーク業務の時に活躍するBさま専用の書斎。どの部屋も開放的なBさま邸のなかで唯一独立性の高い秘密基地のようなスペース。「将来的には小型冷蔵庫を入れて趣味空間としても使ってみたい」とBさま。
セカンドリビング
上階のセカンドリビング。高さ1,100㎜のガラス製手すり壁で下のリビングとゆるやかにつながっています。ヌックは、お昼寝をしたり、親子で絵本を読んだりする大人気のコーナー。本棚と同柄の壁紙でコーディネートしています。
ファミリークローク
寝室とこども室の間に設けた、家族全員の衣類収納スペース。家族1人あたり1500mmの収納スペースを用意しています。「子どもたちが成長したら、自分の衣類は自分で管理できるようになれば、と思います」と、Bさま。
玄関ホール
シューズクロークに繋がる、広々とした玄関ホール。壁全面に鏡を設置し、靴を履いた状態で全身チェックができます。
靴の出し入れが楽になり、玄関土間に靴が散らかることもなく、家の顔にふさわしいすっきりとした玄関に。
ファミリーロッカー
家族4人分のコート、バッグ、帽子などを収めるロッカー。帰宅したらまずコートやバッグをハンガーにかけて、通路右側にあるトイレで手を洗ってからリビングへ。玄関ホールにコートやバッグが散らかることなく気持ちよく暮らせるようになったそう。
施工前後の図面
日々の暮らしの負担を減らし、家族との豊かなつながりを生む間取りが実現しました。
特に配慮した事項
LDと玄関で調湿効果のあるタイルと間接照明を組み合わせ。デザイン・機能を両立させた内装提案を行った。
事業所情報
東京ガスリノベーション株式会社は、1982年創業の東京ガスグループのリフォームと不動産仲介の会社です。首都圏に店舗展開し、約7割が建築士の資格を持つリフォームのプロ集団です。男女ペアー貫体制で担当し、施主要望の丁寧なヒアリングと経験に裏打ちされた「要望+α」の提案を行います。経験豊富な女性プランナーと男性施工技術者により、細部まで行き届いた提案・施工を実現しています。