2023年度公開No.23033
ご両親との思い出の古民家を次の時代へ・・・
幼いころ、ご両親様と過ごされた代々受け継がれる古民家。
社会人になられてからは職場から遠く、賃貸に出していたこともあってこちらの古民家とは疎遠になっていらっしゃいました。施主様の中で、いずれは帰って住みたい。という想いはあるが果たして古いお家だから実際に住めるのかどうかが気がかりだったようです。周りからの後押しと借りられていた方が退去するタイミングでリフォームをご決断されました。
広いお家の中ですべてをリフォームしようとすると莫大な費用が掛かります。そのため、今回は限られた予算の中でまずは基盤を整え、水まわりや居間を中心にリフォームを行いました。
古民家の雰囲気を残しつつ、快適に過ごせる生活空間が完成しました。
清潔感のあるダイニングキッチン
キッチンを取り替えるとともに、床や壁紙を貼替ました。クッションフロアだった床を温かみのあるフローリングに貼替え、壁紙は清潔感のある白いクロスで統一しました。暗かったキッチンが一気に明るく生まれ変わりました。
素材を生かしたリビングの内装
外からの光が心地よく差し込むリビング。廊下へと繋がる建具は撤去し、間仕切り壁へと変更。空間をしっかり確保し、古民家ならではのしっかりとした重厚感ある柱を引き立たせる為、壁紙は白を選びました。フラワーアレンジの講師を行うご主人様によってどのように彩られていくのでしょうか・・
浴室
昔ながらのタイル床の浴室は、冬は凍えるほどの寒さでした。UBへ取替え、浴室暖房乾燥機も取り入れた暖かい浴室になりました。
トイレ
洋式トイレに取替え、内装も一新。使い勝手の良いトイレになりました。