こっとりとした暮らし
定年退職を1年後に控え、在宅時間の増加を見据えた住まいの見直しを検討されていました。築34年の住宅は断熱性能が低く、これまで気になっていた寒さにより「こっとり」(暖かいことを表す金沢ことば)とした暮らしが難しいことが課題でした。また、浴室の窓からサンルームへ洗濯物を干す際に浴槽に乗って窓から干しており、安全面にも不安がありました。
今後の暮らしに向け、「こっとりできるくらし(寒さ解消)」「間取りを変更してでも安全な生活ができる空間作り」の2点がご要望でした。
図面
「こっとりできる暮らし(寒さ解消)」
①1階内部の壁・床・天井を全面解体し、断熱材の入替および不足箇所への追加施工を実施。現在基準の断熱材を入れ、住空間全体の断熱性能向上を図りました。
②居室に内窓を新設し、開口部からの熱損失を抑えました。
➂玄関ドアおよびサンルーム入口ドアを断熱性能の高い建具へ交換し、外気の影響を受けにくい室内環境を整備しました。
「安全で使いやすい空間」
①浴室と洗面脱衣室の配置を入れ替えて、洗面脱衣室をサンルームに隣接させることで物干し動線を短縮しました。
②1階各室の敷居を撤去し、段差を解消することでバリアフリー化を実施しました。
➂通常の家事及び来客時の動線をスムーズにするため、L型対面式キッチンへレイアウトを変更しました。
④LDKと寝室の間に、廊下に出なくても行き来できるように片引き戸を設けました。
会話のしやすいキッチンへ
LDKのキッチンを対面式へ変更し、空間全体を多目的に活用できるレイアウトへ見直しました。今後在宅時間が増えることを見据え、来客時にもコミュニケーションが取りやすい開放的なLDKになっています。
もう浴槽に乗らなくても大丈夫
これまでは、浴槽の縁に乗って窓から洗濯物を干していました。
物干し場への出入口を新設したため、浴室の窓から物干しを行う必要が無くなりました。
また、窓のサイズを見直すことで開口部からの熱損失を抑制し、断熱性の高い浴室空間となっています。
たっぷり収納の洗面台
収納不足により洗面ボウル上に物を置かざるを得ない状況であったため、収納力を備えた洗面化粧台へ交換しました。費用を抑えつつ収納性を確保できる TOTOの「Vシリーズ」を採用しました。三面鏡裏の収納スペースも活用することで、整理整頓しやすくすっきりとした洗面空間になりました。
お掃除しやすい空間に
タンクの形状により奥まで手が届かず、清掃性に課題がありました。そこで、凹凸の少ない形状の TOTO「GG1」を採用し、タンクレスのようなすっきりとした意匠へ変更。便器奥まで手が届くので、日常のお掃除もしやすくなりました。
木目調のアクセントクロスを入れて、ナチュラルな空間に仕上げました。
お客様のニーズ(リフォームへの要望)
・寒さ解消
・間取り変更してでも安全な生活ができること
お客様ニーズへの自社の対応
・間取り変更を行う前提で1回内部を振るスケルトン化。床・壁・天井を現在基準の断熱材仕様にしました
・居室窓に内窓を取り付け、居室空間の寒さを劇的に克服
・フルスケルトンのメリットであるバリアフリー化で敷居をすべて無くしました
・洗面脱衣所と浴室の場所を入れ替えて、洗面脱衣所からサンルームの物干しへ安全に移動できるようにしました
リフォーム工事後のお客様の評価
最初は寒い浴室を何とかしたい程度の気持ちでしたが、今後の暮らしを考えていく中で居住空間全体の寒さが問題でこっとりできないことに気づきました。また、洗濯物の干し方もそこに窓があったから当たり前に危ないことをしていたんだと、リフォーム後に安全に干せるようになったことで改めて恐ろしさに気づきました。
また、暮らし方が変わることで浴室や洗面所、キッチンやトイレ、収納スペースなども自分にとって暮らしやすい内容と配置が必要だととても感じました。その点については、今回のリフォームはとても良く考えていただいいて感動しました。
紹介してくれた友人が見に来てくれたとき、私自身のイメージにぴったり合うリフォームになっていると褒めてくれたことがとても嬉しかったです。
こっとり(暖かく)快適に楽しく毎日が過ごせる空間になり、とても満足しています。
事業所情報
「人を創る家」の信頼ある“主治医”に。
日本美装は建物の信頼ある“主治医”として、末永く住む人の愛着を守りたいと願っています。日本美装のリフォームは、お客様満足度120%を常に心がけております。プランニングはお客様が納得いくまで、何度でも作り直します。完了、アフターケアまで責任をもって施工します。
大切なお客様の《わが家の主治医》として、末永く見守り続ける住生活総合病院を目指しております。