リフォーム会社が他社と差別化を図るうえでのポイント

リフォーム業界は、参入するためのハードルが低いため年々競合が増えていきます。特に中小企業などでは他者との差別化を図り、顧客に選ばれる仕事を続けていかなければいけません。

他社にない魅力をアピールして、うまく差別化を図るためにはどのような戦略が必要でしょうか?

blr_bnr03 (1).png

blr_bnr02 (1).png

差別化を図るうえでのポイントは?

中小企業であれば、一度は悩む「差別化」ですが、具体的にはどのようなことが差別化へとつながるのでしょうか?

自社サービスの魅力や強みを理解する

・親切な対応

・安心のサービス提供

・最後まで責任を持って仕上げます

など、これらはどこでも誰でも言うことができるフレーズです。安心で親切であること、責任感のある仕事をすることはもちろん必要ですが、「そのためにうちはこういう取り組みをしています」という具体性を伴わないと訴求力のあるメッセージにはなり得ません。

「うちのどこをお客さんは評価してくれているのだろう」と社内で延々とミーティングをして想像するのではなく、OB顧客にインタビューをしてみるのも良いですね。具体的な魅力を導き出すために顧客インタビューはとても有効です。

とある会社で顧客インタビューを行ってみたところ

「会社の前を通りかかると社員が楽しそうにしていた」

「街の清掃活動をしていたことに好感を持った」

など自分たちが想像していた理由とは全く異なっていたようです。

ヒアリングを行い、浮かび上がってきた強みを意識することで、社員の頑張りどころが明確になります。そして、さらなる強みとして磨きがかかり、クチコミやリピートが生まれるという好循環を生むでしょう。

専門性を打ち出す

「弊社は何でも対応可能です!」と掲げるよりも、「内装工事専門」や「バリアフリー工事専門」などといったように何かに特化したほうが、消費者の信頼を得やすい傾向にあります。

他にも、「短期間で工事できます」や「どこよりも保証を長く用意しています」なども、アピールできる材料になるでしょう。

変化に対応する

時代が瞬く間に変わっていく現代では、常に流行やニーズに合わせて企業のあり方も変わっていく必要があります。成功している経営者に共通しているポイントとしては、年齢に関係なく常に新しいことに挑戦する若い気持ちを持っていることです。失敗やリスクばかりを恐れず、変化に対応して挑戦する姿勢を大切にしましょう。

顧客満足度を高くする

多くの企業の中で埋もれずに生き残るためには、消費者に選ばれる会社づくりをすることも非常に大切です。顧客満足度を上げ、顧客の信頼を得ることにも重きをおきましょう。適切な価格、良質な商品・サービス、アフターフォローにこだわり、真面目に誠実に業務をこなしていくことです。良くも悪くも、消費者は何気ない一言や対応を見ています。そのことを頭に入れて日々の作業に取り組みましょう。

BLR協会の推奨する差別化戦略

経営の目的は「お客様づくり」であり、目標が「戦略的1位の獲得」です。どこのエリアで戦うかという戦場を決めることが、経営者にとっては重要です。「より多くの利益を出していこう」、「売り上げを増やしていこう」とするあまり、広い範囲で戦おうとする会社が多いですが、自分たちの会社の従業員数で戦うことができるエリアを考えて戦わないと失敗してしまいます。

エリアを広げれば、その地域に根付いているリフォーム会社や大手企業の支店があります。中途半端に商圏を広げていくと、そうした自分たちよりもその地域で強みを発揮している企業と競合することになるので、失敗しやすい傾向にあります。ですので、まずは自分たちがどこのエリア・商圏で勝負していくのか、客観的なデータ等も参考にしながら判断し、売り出していく商材も決めて、という風に戦略的に勝負することが大事です。

エリア見直しのメリット1. お客様との接触頻度を高めることができる

お客様からの信頼を高めることは非常に大切なポイントになります。そして、その信頼を高めるためには、お客様との接触頻度を増やすことが有効でしょう。活動する土俵を絞り込むことで、無駄な移動時間を減らすことにつながり、お客様との接触頻度を増やすことが可能です。それが信頼感の醸成につながり、リピートやクチコミが生まれやすくなる循環を生み出します。

エリア見直しのメリット2. サービスを磨くことができる

土俵を絞り込むことがサービスの向上にもつながります。例えば、サービスの対象エリアを限定することで"台風で被害を受けても即日補修に伺います"などのサービスを打ち出すことができます。このようなセリフは"首都圏"という範囲に限定したとしても、なかなか実現できることではありません。エリアを絞り込むことで、圧倒的なサービスの対応幅を広げることができるので、お客様からの信頼にもつながりやすくなります。

BLR協会に所属することで得られる差別化

協会に加盟することで、さまざまな課題の解決につながることも多くあります。

メリット1. お客様からの信頼性、安心感の向上

リフォーム業務に求められる基本的な17項目を「リフォーム業務品質基準」とし、当該基準に基づいてリフォーム事業者を審査登録し、公表する制度です。毎年審査を受けることで、業務品質の向上を図ることができ、お客様からの信頼度を高めます。他にも、住宅設備機器の交換や内装などのリフォーム工事を対象とした瑕疵保険を用意しております。お客様に安心していただける保証体制を確保することができ、他社との差別化にもつながります。

メリット2. 認知度の向上

国土交通大臣登録の団体に所属する会員であることを示す、BLR協会オリジナルのロゴマークやイメージキャラクター等をご使用いただけます。安心・信頼できる会員の象徴として、自社の営業活動やツール等にご活用ください。その他には、地域イベントに出展し一般会員をご紹介します。また、地域ごとに情報交換会を企画し、同じエリアの会員同士が相互に情報交換できる活動も進めていきます。

メリット3. リフォーム業務品質、顧客対応力向上

リフォーム業務品質向上セミナーや各種技術研修を開催します。BLR協会独自の研修制度で、一般会員の技術力・提案力の向上を推進します。他にも​​リフォーム提案作成ツール(リフォームシミュレーター)を会員特別価格で提供します。オンライン環境があれば、お手持ちのタブレット端末上で、お客様の要望に合わせてその場でリフォームプラン・見積もり作成ができます。

推進会員になることでさらなるメリットも

推進会員になることで、

①リフォーム業務品質審査を活用した自社グループ業務品質の策定と向上に寄与できます。

②BLRニュースレターやメール配信サービス等で、行政情報やリフォーム関連情報を早期に取得できます。

③一般会員向けツールを活用し、取引先一般会員へ的確なサポートを実施できます。

④推進会員の取り組み事例等を地域イベントや情報交換会等で紹介します。

などさらなるメリットが得られます。

気軽にお問い合わせください

スクリーンショット 2021-10-07 13.50.53.png

ベターライフリフォーム協会は中小リフォーム会社様の信頼性、提案力、技術力の向上を図ることを目的としております。

1、当団体は国土交通大臣登録団体であり、加盟していただくことでお客様からの信頼の向上につながります。

2、加盟することで自社のリフォーム業務品質を第三者が審査するシステムがありますので、お客様に自信を持って、「当社は安心です」と説明できます。

3、加盟することでBLR瑕疵保険を取り扱うことができ、お客様が安心して依頼をできるようになります。

4、リフォームローンを取り扱うことができるため、お客様への提案の幅が広がります。

5、BLRセミナーでは、財務・集客・ブランディングなどあらゆる面から会社を成長させる

ための戦略をお伝えします。

当団体の概要や活動趣旨をご説明させていただきますのでお気軽にお問い合せください。

blr_bnr03 (1).png

blr_bnr02 (1).png

一般社団法人ベターライフリフォーム協会
お電話でのお問合せ:03-5211-0564
お問い合わせフォームはこちら
受付時間9:30~17:30
(定休日/土日祝、年末年始 他)

次へ

選ばれるリフォーム会社になるために目指すべき提案力向上とは

前へ

リフォーム会社が粗利率を改善するための秘訣は?