リフォーム会社における4つの仕事の取り方とは?利益を伸ばす3つのポイントも解説

リフォーム業界は競合他社も多く、仕事を取るのに苦労することもあるでしょう。しかし
、少しポイントを押さえれば効率の良い集客・経営を行うことが可能です。また、仕事を
獲得するだけではなく、その後の顧客の定着率の向上も重要です。薄利多売を続けると経
営が厳しくなってしまうことにも気をつけなければいけません。
そこでこの記事ではリフォーム会社が仕事を取るための方法や、その後の安定した顧客獲
得などについて詳しく解説します。ぜひご覧ください。

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リフォーム会社で仕事を取れない3つの理由

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認知度が足りない

そもそも、顧客に認知されていなければ、注文が入ることはありません。また、初めて知
る会社よりも既に名前を知っていたり聞いたことがあったりする会社の方が選ばれやすい
ものです。この点で大手企業は有利になります。

認知度を高めるには、様々な方法があります。以前はチラシやDM、訪問営業などが主流
でした。しかし、現在ではそういった受け身の情報よりも、ユーザー自身が自主的にイン
ターネットで情報を収集することが多くなりました。そのため、自社のホームページを作
ったり、WEB集客を行ったりするのも効率的に集客することができるためおすすめです。
顧客の年齢層や地域等に合わせながら適切な、認知拡大のための対策を行いましょう。

実は認知してもらうことが、一番手間と時間がかかることで、その方法は常に3種類以上
の認知施策を実施した方が良いと言われています。特に客層が50歳代以下ならば、SNS
やWEBでの露出方法は揃えておきたいですね。ある程度、限られたエリアで商売している
場合は接触頻度を心がけて、ポスティングなどの方法で地道にエリアに浸透させる必要が
あります。


信頼が足りない

どの業界にも言えることですが、顧客からの信頼を得ることは何よりも大切です。特にリ
フォームは日常の買い物のように何度も行うことではないので、顧客自身がリフォームに
詳しくなく、不安を抱えていることがほとんどです。見積もりの相場や適性費用が分から
なかったり、施工自体がきちんと行われるのか不安に思っていたりします。

顧客が安心してリフォームを頼める会社にするには、スタッフの真摯な対応はもちろんの
こと、ホームページ等に施工事例を載せたり、費用の目安を載せたりすると良いでしょう
。信頼性があることをしっかりとアピールして、安心してリフォームを任せられると思え
るような会社作りやマーケティングを行っていく必要があります。

BLRではお客様との信頼を構築する手段として「安心チェックリスト」を今後提供する予
定です。お客様とお会いした時に何に不安を抱いているか、何が心配なのか聞き出すこと
によって、お客様の不安を解消し、信頼関係が強めることが可能です。

⇒問い合わせフォームから「安心チェックリストのひな形」を請求する

リピート受注が取れていない

一度工事を行った際に顧客を満足させることができれば、リピートに繋がっていきます。
逆に、仕上がりに不満を持たれてしまったり、施工に不信感を抱かれてしまったりしたら
、次回再度工事を依頼することは無いでしょう。
そのため、品質管理を徹底し、顧客が満足できる施工に仕上げていくことが重要になりま
す。工事後も顧客とのコミュニケーションを怠らず、忘れられないように定期的にフォロ
ーしながら、住宅の悩みの相談にのるなど信頼関係を築くことができれば、次回の工事も
任せようと思っていただくことができるのではないでしょうか。

リフォームにおける4つの仕事の取り方

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紹介・下請け

知り合いの関係者やOB顧客などから仕事を紹介してもらえることがあります。業界内で良
い信頼関係を築くことができていれば、仕事を広げられる可能性も十分にあります。
ただし、仕事を紹介してくれた会社が今後どうなるのかはわかりませんし、知り合いだか
らという理由で安い金額での施工をお願いされる可能性もあります。
紹介や下請けで仕事を取ることもできますが、いずれは自力で仕事をとっていくことがで
きる状態にしていくことが大切です。

広告を掲載する

広告にはSNSや動画広告などのオンライン上のものと、テレビCMや新聞、チラシなどの
オフラインのものの2種類があります。認知拡大のためにこれらを使うことは効果的です
し、即効性があると言われていますが、広告を出すにはある程度の費用がかかってしまい
ます。様々な種類の広告があるので費用と目的、顧客層やニーズを考慮して使い分けてい
くことが大切です。

マッチングサービスを活用する

リフォームを検討しているユーザーとリフォーム会社をつなぐサービスを利用する方法も
あります。ユーザー側が希望する条件や予算を入力し、それらに合ったリフォーム業者が
サービスや見積もりを提案する流れです。
このサービスのメリットは、あまり知られていない会社でも顧客と接点を持ちやすくなる
点です。しかし、ライバル社との競争が激しく相見積もりが前提となりますので、他の方
法と並行しながら活用していくのがおすすめです。

地域密着で自然発生的に引き合いを取る

前項の仕事を取れない3つの理由を解消して、地域で認知度と信頼度を上げることができ
たら、自然発生的にその地域で引き合いが取れるようになります。
その地域でお客様が「リフォーム会社と言えば〇〇リフォームさんね。」と第一想起され
るような地域でのブランディングができるようなれば理想的です。
そのためには地域での認知活動をこつこつと行いながら、信頼を形成することが長い目で
見れば安定します。

以上4つの仕事の取り方をご説明しましたが、受注数を増やすだけでは薄利多売で経営は
厳しくなってしまいます。ですので、品質・付加価値を高めて、受注金額を上げたり、リ
ピートを増やしたりしていくことが重要になってきます。品質・付加価値については次章
で解説いたします。

リフォームで単価を上げつつ仕事を取るための3つのコツ

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この章ではリフォーム業界で単価を上げつつ、仕事を取るのに重要な3つのポイントを解
説します。薄利多売ではなく、健全な経営を行うためにもぜひご一読ください。


他社との差別化を図る

リフォーム業界は競合他社が非常に多いです。その中で顧客に興味をもってもらい、契約
まで行っていただくには、他社にはない自社だけの強みを持っておく必要があります。た
くさんの情報の中から見つけてもらえるように、自社の個性をしっかりとアピールしてい
きましょう。


+αの提案で付加価値を増やす

顧客の希望そのままに施工するのではなく、プラスαで新たな提案をすることで付加価値
を上げることができます。そして、顧客のニーズを汲み取って、プロだからこそできる提
案を行えば満足度も同時に上げることができます。漠然としたイメージを持った顧客が多
いので、そのイメージを具体的にどのように現実にしていくかを考え提案していくと、付
加価値も増やしつつ、リフォーム単価を高めることも可能です。
BLR協会では会員の施工事例コンテストを2回行い、約200件に及ぶ応募作品をホーム
ページに掲載しております。その中には、様々な顧客ニーズに応えた事例が多数掲載され
てますので、ぜひご覧ください。

⇒リフォームギャラリーコンテストを見る

品質を高める

品質の向上は、顧客のリピート率を上げるためにも大切です。施工で使用する設備機器や
材質の品質までにもこだわることも大切です。高い品質を保てると、単価が高めでも顧客
を獲得することが可能になります。同時にホームページ等で、サービスの品質向上に力を
入れていることをアピールすることもおすすめです。
とはいえ、品質をチェックするのにどこと比べたらいいのかと悩むこともあるかと思いま
す。BLR協会では、お問い合わせいただいた方に「安心チェックリスト」という品質チェ
ックシートを電子データで配布しています。ご希望の方は、問い合わせフォームに「お客
様安心チェックシートのひな形希望」とご記載のうえ資料をご請求ください。

⇒問い合わせフォームから「安心チェックリストのひな形」を請求する

まとめ

今回の記事ではリフォーム会社が仕事を取る4つの方法をご紹介しました。仕事を取る方
法はたくさんありますが、受注数を増やすだけでは薄利多売で経営は厳しくなってしまう
ので、仕事を取りつつもリフォーム単価を上げて利益率を上げていくことが大切です。そ
の際には高い品質と付加価値があることが重要になるでしょう。

BLR協会では「リフォーム業務品質審査登録制度」というものを設けており、お客様と接
する品質を独自で評価しています。
業者の品質を担保することで顧客との信頼関係を築き、リフォームの単価を上げることが
可能になるのです。他にも、品質向上や、技術向上に関する研修やセミナーを行っていま
すので、リフォーム単価や利益率にお悩みの方は是非一度BLR協会にお問い合わせくださ
い。

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一般社団法人ベターライフリフォーム協会
お電話でのお問合せ:03-5211-0564
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