70代の夫婦が選んだ終の棲家は"ワンルームスタイル"
32年暮らしてきた住まいの水回り修理が必要になり、当初は水回りリフォームを検討されていたご夫婦。
ご夫婦共に70代を超え、徐々に自分たちの体力を気にする様になり、体力のあるうちに住まいを自分たちに合わせて変化させた方が良いのではないか。これを機にご夫婦の終の棲家としてすっきりとフルリフォームを決意された。
「これからはもう新しいものはそれほど必要ないし、ホテルのようにすっきりとした空間で、ゆったりと暮らしたい」とご夫婦からご要望を頂き、“夫婦のスローライフを叶えるシンプルでラグジュアリーなホテルライク空間”をテーマに打合せを行った。
ワンルームスタイル~ホテルライクな家~
元々部屋数は多かったが、区切られた部屋は狭く、70代夫婦2人には使い難い空間だった。「間取りもシンプルにしたい」という要望で、和室をなくしてリビングダイニングの隣に寝室を設置した。間取りのワンルーム化は夫婦間の風通しもよく、コミュニケーションもUPした。空調管理もしやすく、省エネ効果も期待大◎暮らしやすさ向上に繋がった。
夫婦のスローライフを叶えるシンプル&ラグジュアリーな空間
リビングダイニングに隣接したベッドスペース。間接照明やアクセントクロス、エコカラットを採用し、まるでホテルのスイートルームを思わせる空間に仕上げました。
ワンルームにする事で生活範囲がコンパクトに
キッチンの壁を取り払い、お互いの存在を感じながら過ごせる様に改装した。OPENなキッチンは会話もはずみ、夫婦のコミュニケーションもUP◎
コーナー窓にお気に入りの小物を飾り、夫婦のくつろぎ空間が完成
30年以上暮らしてきた住まい。ダイニングのコーナー窓から見下ろす川の景色がお気に入り。
ご夫婦で引続きくつろいで頂ける様に、又憧れのスローライフを実現するために、建築工事だけではなく、“暮らし”の提案も行います。
ブラック×ゴールドのタイルでラグジュアリー感UP
お家のお顔となる玄関はブラック×ゴールドのタイルでラグジュアリー感をUP。玄関土間も広げ、靴の脱ぎ履きがしやすい様にベンチを置ける広さも確保しました。
バスルームも上質な空間を
システムバスはTOTOの「サザナ」を選択。膝関節に負担がかからないよう設計された浴槽の他、床が柔らかく、素早く乾燥する上に、除菌水で掃除もしてくれるなどの便利な機能が充実。「かなり快適になりました」と奥様。
間取りのワンルーム化
既存間取りはキッチンは独立、標準的な広さのリビングダイニングに和室が隣接しており、洋室3部屋という一般的によくある間取り。部屋数は多いですが、今のご夫婦お二人暮らしには部屋数は必要なく、ご夫婦にとっては活用しきれていない間取りでした。ご夫婦から「LDKを広くして、間取りもシンプルにしたい。落着いた空間にしたい」というご要望があり、和室を無くしてリビングダイニングの隣に寝室を配置。キッチンの壁も取り払い、お互いの存在を感じながら過ごせる様計画しました。