子どもと愛犬との毎日を 心地良く過ごせる家に
子どもが片付けやすく 家事を効率的にできる 暮らしやすい間取りを追求
奥様のご両親が所有していた3階建て共同住宅の2階に住んでいたH様。子どもが成長したことで、同じ建物で空き家状態だった1階と2階を全面リフォームして住むことに。住宅雑誌を読み比べ、資料を取り寄せた数社の中から、「住む人の好みに応じた雰囲気の家を叶えてくれそう」と感じたマエダハウジングを訪問。質問に即座に答えてくれて信頼できると感じたH様は、すぐに同社でリフォームすることを決めた。
プランでは、階段を設けて1階と2階を屋内で行き来できるようにし、将来は1階だけで暮らせる間取りを考案した。3LDKだった1階は、仕切りのない広いLDKの隣にウォークインクロゼットを備えた寝室を配置。キッチン周りにはパントリー、室内干しできる家事室、洗面室をまとめ、ここで家事が完結する間取りを描いた。玄関横のシューズクロゼットからパントリー、洗面室、衣類やランドセルが置かれた家事室と続く配置には、子どもたちが片付けや学校の準備をしやすいようにというH様の意図を明確に反映。
2階はLDK、浴室をなくして多目的ホールにし、和室を洋室に変えて子ども部屋2室を確保した。大切な愛犬のため、床には滑りにくい床材を採用し、外で伸び伸びと遊べる広いウッドデッキも新設。子どもたちと愛犬と一緒に長く快適に暮らしていくための家が、H様のイメージ通りの形で実現した。
日当たりの良いウッドデッキ
リビングの外には広々としたウッドデッキ。もともとは駐車スペースと庭だったが、子どもたちと愛犬が遊べるようにウッドデッキと目隠しフェンスを設け、その横にご主人自ら人工芝を敷いた
LDK
無垢材に似た質感のフロアタイルを敷き、仕切りをなくして明るさと開放感を追求したLDK。木調をベースにドアのネイビーカラーとキッチン以外は色を使わず、シンプルにコーディネート。既存の出窓はガラスをペアガラスに替えて気密性や断熱性を高め、すぐ横に階段を新設した
大人も子どもも効率的に 片付けと準備ができる 工夫満載の水回り空間
収納力と色で選んだシステムキッチンはTOTOのクラッソ。朝はここが食卓になり、片付けもスムーズにすむ
パントリー
パントリーは物の出し入れがしやすいよう扉は付けていない
システムバス
浴室を拡大し、システムバスは1坪タイプの1616サイズに
洗面室
床のフロアタイルはここだけ色をグレーに変えた洗面室。洗面台は造作し、明るさを取り込めるよう滑り出し窓を開口した
家事室
室内干しができるようにした家事室。乾いた衣類をすぐに片付けられるよう、1人ずつ名前のアルファベットのシールが貼られたボックスを棚に設置。ランドセルなどもここに置き、家事室で登校準備が完結できる
玄関
玄関から屋内への動線はゲスト用と家族用の2通りを用意
リビングへは、ゲストは正面から、家族はシューズクロゼット側から入る。買い物から帰ってすぐパントリーに片付けられるのも便利
多目的ホール
階段を上がれば多目的ホール。もともとはキッチンがあったところ。子どもたちが読書をしたり大人はパソコン作業など、さまざまな使い方が可能。ステイホーム中、ご主人は在宅勤務の日もあったが、ここがあったおかげで仕事に集中できたという
トイレ
2階のトイレは、奥の壁にだけアクセントクロスを採用。明るい色柄で、ここだけ他とは雰囲気をガラリと変えた印象