家族が増えても対応できるﾀﾞｲﾆﾝｸﾞｷｯﾁﾝ

もともと設計事務所を営んでおられたお施主様。
引退を機にﾀﾞｲﾆﾝｸﾞｷｯﾁﾝのﾘﾌｫｰﾑを決意され、ﾘﾌｫｰﾑはﾘﾌｫｰﾑの専門へということでご依頼いただきました。

ｷｯﾁﾝの老朽化もありますが、新築時からのﾀﾞｲﾆﾝｸﾞｷｯﾁﾝに少し狭さを感じているとのことでした。
もちろんやるからにはデザインや色合いにもこだわりたいし、ガチャガチャしている現状をスッキリさせたいという思いも感じました。

限られた空間でもう少し広く使いたいというご要望と、これまで通りL型ｷｯﾁﾝの使いやすさは取り入れたいということで今回のﾘﾌｫｰﾑの打合せは始まりました。

こだわりポイント: BeforeもしくはAfter図面あり／こだわりキッチン／ライフスタイルの変化提案

リフォーム部分: リビングダイニング／キッチン

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ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞｷｯﾁﾝ

ｶｯﾌﾟﾎﾞｰﾄﾞを兼ねた対面ｶｳﾝﾀｰは撤去しましました。

壁際に沿って大きくL字にしたキッチンと収納ｶｳﾝﾀｰは全て引出しになり収納量を確保しました。

対面ｶｳﾝﾀーのｷｬﾋﾞﾈｯﾄがなくなった分、窓からの光を多く取り入れることができて空間全体が明るくなりました。

ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞｷｯﾁﾝ改修前

ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞｷｯﾁﾝ改修後

ｷｯﾁﾝ

大きな出窓は見晴らしはいいけど視線が気になるとのことでした。
今まではﾛｰﾙｽｸﾘｰﾝを使っておられましたが、汚れが付きやすくもうやめたいとのこと。

外が見えなくてよいとのことで、乳白色のﾌｨﾙﾑを施工しました。
また吊戸の下にアイレベルの収納を設けることで出し入れの手間や収納力も向上しました。

平面図

・空間を広く使いたいということと、L型ｷｯﾁﾝの使いやすさは残したいこと。間仕切りのカップボードを撤去することになりました。

・ご夫婦だけの食卓の場合でも、息子様ご家族がきたときでも対応できるように自由に動ける空間を確保しました。

特に配慮した事項

打合せを重ねるうちに3歳くらいのお孫さんがよく来ているのを見かけました。
そのあとお孫さんの送り迎えをよくされていることも知りました。

今回のﾘﾌｫｰﾑのきっかけのひとつには、お孫さんもふくめてﾀﾞｲﾆﾝｸﾞに集まって食事をする機会が増えたこともありました。

そこで家族が増えても狭さを感じることなく過ごせる空間づくりをこころがけました。