こだわりにメリハリ！水まわり満足リモデル

ご自身の仕事の退職と出産を控えたお嬢様夫婦との同居、というお客さまのライフステージが変わるタイミングに合わせ、リモデルをご決断。

ご両親から受け継がれたお家で、以前から気になっていた水まわり設備を中心にアップデートされました。

ご家族が増えるということもあり、玄関ホールから階段下収納、パントリー、キッチンへとつながる動線を改善し、使い勝手の向上も図ることとなりました。

こだわりポイント: BeforeもしくはAfter図面あり／こだわりキッチン／こだわりトイレ／こだわりバス空間（洗面含む）／プロとしてのアイデア／ライフスタイルの変化提案／補助金等のリフォーム制度利用

リフォーム部分: リビングダイニング／キッチン／バス／洗面室／トイレ／その他

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ＬＤＫ

TOTO「ザ・クラッソ」のI型をご採用いただきました。

クリスタルカウンターのトップと一体感のあるスクエアすべり台シンク（クリスタル）です。
高い機能性と美しい表面仕上げを両立したトップグレードの仕様になっています。

大きなサイズの食洗機もしっかり収められています。パントリーからの動線の見直しにともなって、レイアウト変更も提案いたしました。

あまり使っていなかった食器棚を移動し、キッチンカウンターにダイニングテーブルを寄せるセッティングとしました。ご両親から受け継いだテーブルに合わせて、カウンター背側のサイズや仕様も決めています。

使い勝手の変化に追いつかず、整理が難しくなっていたキッチン全体。

機能美のザ・クラッソ。家具と調和し上品に輝くキッチン。

浴室

TOTOの「シンラ」HLシリーズ（1620・1.25坪タイプ）を選ばれました。
ファーストクラス浴槽や楽湯など、最新機能を備えたラグジュアリーなデザインのバスルームです。
広めの1.25坪タイプですので、ゆったりとしたバスタイムを過ごしていただけます。

久しぶりにTOTOショールームを訪れたお客さまを驚かせたのは、柔らかく、冬場もひんやりしない「お掃除ラクラクほっカラリ床」でした。
心地良さと質感、お掃除の楽さを兼ね備えたTOTOならではの人気アイテムです。

断熱のために内窓（二重サッシ）を取り付けており、更にガラスの間にブラインドのスラットが封入されたブラインドイン複層ガラス（LIXIL）でより高い遮熱効果、光と視線のコントロールも実現しています。

冬場の厳しい寒さと、傷みが気になっていた浴室。

シンラの機能で、自宅がリゾートのような癒やし空間に。

洗面室

TOTOの「オクターブスリム」をご採用いただきました。空間を広く使える奥行き430㎜のスリムカウンターが特徴です。

豊富な収納オプションもセットされ、とても使いやすい洗面台となっています。

家族の変化で収納不足、経年の傷みも課題でした。

奥行き抑えたオクターブスリムで、収納と作業性を確保。

１Ｆトイレ

メンテナンス性に優れた「ピュアレストQR」と高機能な「アプリコットF3A」を採用。

独立した手洗い器（コンフォートシリーズ）を設けて利便性を高めつつ、こだわりのアクセントクロスで個性的で明るいレストルームに仕上げました。

経年による古さと、掃除のしにくさが課題でした

掃除しやすく。こだわりのクロスで遊び心あるトイレへ。

２Ｆトイレ

1階同様「ピュアレストQR」を採用し、清掃性と予算のバランスを重視。

シンプルな中にも、お気に入りの柄物クロスを一面に取り入れることで、遊び心を感じられる落ち着いた空間になっています。

1階同様、設備の老朽化が気になっていた2階トイレ。

お気に入りのクロスが映える、落ち着きとかわいさの空間。

玄関ドア

国の補助金（子育てグリーン住宅支援事業）も利用して、断熱性・防犯性の高いものと交換しています。

ワンタッチ解錠できる電子キーのため、片手でも開けやすくなっています。採風窓のあるデザインを選ばれました。

長年のドア。断熱・防犯面の不安と美しさを一新します。

補助金で断熱防犯ドアへ。採風と電子キーで快適に。

階段下収納

以前の階段下は、キッチン側からしか使えない奥行きのある暗い「物置」でした。
奥のものが取り出しにくく、せっかくのスペースが十分に活用されていない状態でした。
今回のリフォームでは、階段下の壁を思い切って開口し、キッチンから玄関ホールへと通り抜けられる「ウォークスルーパントリー」へと作り替えました。
買い物から帰宅後、玄関からパントリーへ直接荷物を運び込み、そのままキッチンへ。重い食材の運び入れもスムーズな「家事楽動線」が完成しました。
扉を開けるとパッと目を引く、鮮やかなライムイエローの北欧風アクセントクロスを採用。
暗くなりがちな階段下に明るさと彩りを与え、家事の合間に気分が上がる空間に仕上げました。

平面図【 Before → After 】

「階段下収納を『通り抜けられるパントリー』へ。劇的に向上した家事動線」

リフォーム前（Before図面）、玄関ホールとキッチンの間に位置する階段下は、ホール側からのみアクセスできる独立した「収納」スペースでした。

今回のリフォーム（After図面）では、この階段下収納の壁をキッチン側にも開口。
玄関ホールからパントリー（階段下）を通り、そのままキッチンへと抜けられる新たな回遊動線を創出しました。
これにより、買い物から帰宅後、重い荷物をそのままパントリーへ運び入れたり、キッチンから洗面・浴室への移動がスムーズになったりと、家事効率が大幅に向上。
家族が増える新生活に対応した、機能的な間取りへと生まれ変わりました。

階段下は独立収納。キッチンと行き来できない改装前の1階。

階段下をパントリー化。ホールとつながる回遊動線が誕生。

お客様のニーズ（リフォームへの要望）

●ライフステージの変化（同居・出産）に伴う、家事動線の改善
●予算を抑えつつも、こだわりたい設備は妥協したくない（メリハリ）

●老朽化した水まわりの刷新と、冬場の寒さの解消
●大量に残された家財道具の整理（実家じまい）への不安

●遊び心ある内装（壁紙）にしたいが、派手になりすぎないか心配

お客様ニーズへの自社の対応

●階段下の収納スペースを改修し、玄関ホールからパントリー、キッチンへと直接抜けられる回遊動線を新たに確保することで、使い勝手を向上させました。
●キッチンと浴室はハイグレードな仕様を採用する一方、トイレなどは機能性を重視した仕様にするなど、製品グレードにメリハリをつけることで、予算内で満足度の高いプランを提案しました。

●浴室には「シンラ」や「お掃除ラクラクほっカラリ床」を採用し、さらに断熱内窓（ブラインドイン複層ガラス）を取り付けることで、断熱性と快適性を飛躍的に高めました。
●ご両親から引き継いだ家具や不用品の処分・整理をリフォーム工事をきっかけとして、お客様に断捨離を提案しました。

●柄のある個性的な壁紙を、部屋全体ではなく一面のみのアクセントクロスとして採用するようアドバイスし、コストを抑えつつ上品で落ち着いた空間に仕上げました。

リフォーム工事後のお客様の評価

「片付けからのスタートでしたが、二人三脚で理想の住まいが叶いました」
両親から受け継いだ家は荷物が多く、「実家じまい」からのスタートでした。「そもそもリフォームできるのか」と不安でしたが、担当の方が家具の処分や整理まで手厚くサポートしてくださり、無事に工事を終えることができました。

＜リモデルして良かったポイント＞
予算と仕様の「メリハリ」こだわりたい水まわりはハイグレードに、その他はプロにお任せ。
予算を抑えつつ、家族全員が納得できる満足度の高いプランになりました。

遊び心のある内装「派手かな？」と思う柄物の壁紙も、プロのアドバイスでアクセントクロスとして採用。
コストを抑えながら、お気に入りの空間に仕上がりました。

家族のイメージ共有ショールームへ家族全員で足を運び、新しい暮らしのイメージを共有できたことが、家づくりの楽しい思い出になりました。