きっかけは白蟻

「なんか床にボロボロと木くずが落ちているんだけど・・・」とA様宅を調査すると原因はシロアリでした。
調査の結果、床下の換気がよどみやすいトイレ付近の柱などの被害が大きく、場所によっては腰高くらいまで柱が喰われている状況でした。
状況報告のときにA様とお話していると、今後発生する介護や介助、トイレのバリアフリーに対して不安があること、今後もこの家に住み続けたいとのご希望があることが判明。
　そこで、蟻害部分の改修工事とご不安の多いトイレ部分を合わせて工事をすることをご提案しました。薬剤散布に加えて、空気がよどむ床下には調湿材を敷き込むことで湿気を対策。トイレはドアからアウトセット引き戸に変更したり、手すりをつけることでバリアフリー対策を講じました。また、寒い北側のトイレだったため、解体部分には断熱材を充填。温度のバリアフリーにも配慮し、長く安心して使えるトイレへと変身しました。

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リフォーム部分: トイレ

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トイレ

　工事後Ａ様からは「最初はまたシロアリが出たんだ…ってショックを受けました。でも、被害があった部分を直す話だけじゃなくて、色々話を聞いてもらって漠然と不安や不満に思っていたトイレも一緒に直しましょう！と提案いただいたときにはびっくりしたし、そっか、一緒に直せばいいんだ！と急に前が開けた感じがしました！
　今では「ちょうどいいときにシロアリが見つかってよかったね。トイレもよくなったし、シロアリ様様だね」って家族と話しているんですよ(笑)」と笑顔でお藩士いただきました。