健やかに育つ安心した住まいへ

　奥様の実家にお母さまと同居しながら間借りするように住んでいたS様。
　子供たち3人の成長を見据えて、夫婦の部屋と各子供たちの部屋がほしいと思いリフォームを決断。

　ご主人さんも奥様の実家ということで何となく気にはなりながら生活をしていたが、住宅ローンも組み、一国一城の主に。　　　
　責任もって家族を預かる身として『耐震性や断熱性能は重視したい』と打ち合わせを開始。

　奥様のご両親が建てた実家も思い出もあり、やはり壊すのは惜しいということで実家の思い出を残しつつ、新しい生活をスタートするためにワクワクした打合せを重ねました。

こだわりポイント: BeforeもしくはAfter図面あり／こだわりキッチン／補助金等のリフォーム制度利用

リフォーム部分: リビングダイニング／寝室・個室／キッチン／バス／洗面室／トイレ

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大解放LDK　ふと家族が集まる空間へ

今までは台所と居間が分かれていたので、居間の空間は6人家族で団欒するには少し狭い・・・

育ちざかりのお子さんがのびのび過ごせるように、また、成長を重ねても家族団欒が続いて行くようにと大規模に間取り変更。
既存の台所と居間を一空間にすることにより、三人のお子さんが走り回っても、まだ余るほど開放的なLDKを計画しました。
計画段階で、耐震性に懸念のあったS様。
今回のプランニングでは、耐震診断に基づく、耐震設計を実施。開放的な間取りを確保しつつ、耐震等級1相当を確保。
夢のLDKと耐震に対する安心性、両方を兼ね備えた空間となりました。

憧れの対面キッチン

　「これまでは居間と台所が離れている為、料理をするときにはちょっと寂しく、また、冬場は寒くもありました。」とS様の奥様とお母様。

　S様が憧れていたLDKを一部屋に。そしてキッチンの設置位置は最後の最後まで悩んで、一番最後にプランを変更し対面キッチンとなりました。
　「キッチンの優先度はそこまで高くなかったのですが、こうして対面にすることで、リビングにいく家族の様子が見れることがとてもうれしいです。」とS様の奥様より嬉しいお言葉。

　また、カウンターを設置することにより、お夕飯の準備のときにはお子さんの勉強を見守ることができ、夜遅くに忙しいご主人が仕事から帰ってきたときには、簡単にお夜食を食べることが出来るようになりました。

見守る愛の窓

　「隣の公園はもううちの庭みたいなもんなんです。子供たちも毎日遊びにいっているんですよ。」とS様。

　隣が公園ということもあり、子供たちが公園で遊んでいるときにキッチンから見守れるよう窓の位置も検討。
　住宅地ではあるものの、交通量が多いため怪我をしないか心配していたとのことでしたが、丁度目線に窓を配置することにより、不安は払拭されました。
　
　また、見守り窓により東側の採光を確保しつつ、公園の緑を拝借した開放的なキッチンへと繋げることができました。

実家の想いを継ぐ

玄関入って正面の階段。

今回のリノベーション工事では、階段は既存利用とさせて頂きました。
生まれたときから馴染んできたこちらの階段、やんちゃなお子さんがよじ登ったり滑り降りたり等、一緒に過ごしてきました。

今回のリノベーション後も、S様邸の思い出を見守り、繋いでいくことでしょう。

こだわりこだわったトイレ

1階トイレはスタイリッシュに

という思いを込め、タンクレストイレを選定。
また、アクセントクロス＋ニッチ棚を造作することにより、まるでカフェのような空間を作りあげました。

そしてなにより、こだわったのはトイレの配置！
計画平面図を風水的に診断し、とことん懸念事項を配慮した間取配置としました。

計算しつくされた間取

【S様のご要望】
・子供たち3人それぞれの部屋は準備してあげたい
・それでも、家族が集まる空間は譲れない
・収納もたっぷりほしいな
・デザインも大切だけど、性能は絶対！

S様のご要望を全て考慮しつつ、耐震性・省エネ性配慮した設計といたしました。
耐震等級1相当、断熱等級6相当を確保し、長期優良住宅評価基準に則した工事計画といたしました。