閉店から始まる、新しい生活

近隣から長く親しまれてきた呉服店を営んできましたが、
このたび閉店することになりました。

頭では理解していても、閉店が近づくにつれ淋しさがつのってきます。

そこで、今までお店だった場所を、
これからはご夫婦が昼間のんびり過ごせる場所にしたい！
とリフォームを決意。

もちろん、自分たちが過ごしやすいだけではなく、先祖代々の仏壇を明るく広々した畳スペースに置きました。
息子さん家族が遊びに来た時のため、みんなが心地よく過ごせる場所へ。

今まで以上に、みんなが集まる空間ができ、
閉店をきっかけに家族の絆を深まったとのことです。

こだわりポイント: こだわりバス空間（洗面含む）／断熱リフォーム／省エネ・エコ

リフォーム部分: リビングダイニング／洗面室

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リビング

店舗部分を応接スペースへ。
仏間を兼ねました。

収納

ご主人の身の回りの物が多くて出し入れしづらい収納でしたが、
細かいL型の棚を設置し、収納量と出し入れの容易性を向上しました。

ダイニング

狭く暗い雰囲気だったのが、キッチンまで光が入り、
苦痛だった台所仕事が使いやすく気持ちよくなったそうです。

洗面所

散らかりがちな洗面スペースが、洗面台に組み合わせたカウンターと、
壁面収納でストックや洗面道具、下部には清掃道具を置きやすいフリースペースにしています。

特に配慮した事項

限られた予算の中で、より有効的なリフォームを行えるよう
各種補助金制度を活用。

リフォーム瑕疵保険制度の検査を合格することで、
とくに見えない部分の安心性も向上させました。

生活面としては、リビングには母屋から引き継いだ仏壇を置くためのスペースとして、
広い畳コーナーを設置しました。
親類が集まったときなどにも対応できるスペースです。

台所の収納には引戸収納を設置。収納量と来客時の見た目を両立しています。
洗面家事室には洗面台の両脇に作り付けのカウンターを設置。
ちょっとした家事、アイロンなども出来るようになりました。